八重山吹[語句情報] »
八重山吹
「八重山吹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
八重山吹の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
き出したくなりますほどうらやましく思われました。 こてふにも誘はれなまし心ありて
八重山吹を隔てざりせば というのであった。すぐれた貴女がたであるが歌はお上手で....
「高原の太陽」より 著者:岡本かの子
なさい」 青年の指差したのは、真向いの堤に恰も黄金の滝のように咲き枝垂れている
八重山吹の花むらであった。陽は午後の円熟した光を一雫のおしみもなく、その旺溢した....