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八面六臂
「八面六臂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
八面六臂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「桜桃」より 著者:太宰治
給仕をするやら、子供たちのこぼしたものを拭くやら、拾うやら、鼻をかんでやるやら、
八面六臂《はちめんろっぴ》のすさまじい働きをして、 「お父さんは、お鼻に一ばん汗....
「裏毛皮は無し」より 著者:宮本百合子
状態は、先ず大笑一番しなければ、ものも云えないような有様でね。おかしいでしょう。
八面六臂的欠乏で困ります。原稿紙というものが、この節ではなかなか只ごとならないも....