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「八音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八音の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
なわち、『古事記』においては更に一つだけ多くの音を区別したのであって、すべて八十八音を区別した(「母」と「毛」との別は、「と」「そ」等オ段の仮名における二音の別....
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
ヤ行の「え」は区別があるのでありますから「天地《あめつち》の詞《ことば》」の四十八音ならばよいのであります。そういうような訳で、結局この伊呂波歌とか、あるいは天....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
動の節奏を以て緊めて、それが第二句と結句である点などをも注意すべきである。結句は八音に字を余し、「今は」というのも、なかなか強い語である。この結句は命令のような....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
言わせる方法を知っている。どういうことをするかと申しますと、こちらで、いろは四十八音をのべつ幕なしに唱えかえして、これと思う音のところでうなずかせる。……あなた....