公傷[語句情報] »
公傷
「公傷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
公傷の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
文句が、書かれてあった。労働時間の制定、労銀増額、公休日、出帆、入港は翌日休業、
公傷、公病手当の規定及び励行、深夜サンパン不可、などが乱雑に書かれてあった。 ....
「工場細胞」より 著者:小林多喜二
た。そればかりか、「健保」が施行されてから、会社は職工の私傷のときには三分の二、
公傷のときには全額の負担をしなければならないのをウマク逃れてしまっていた。「健保....
「その人を知らず」より 著者:三好十郎
、挺身隊に出て働いてる最中に空襲を受けて眼をやられたのだから、俊子さん、りっぱな
公傷でしょう? 人見 ……でも、こんなテンヤワンヤで、そんなこともチャンと行って....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
らにひどいと思うことがたびたびであった。 落盤のために横死するものがあっても、
公傷だとすると手当が多く要るのでわざわざ死骸を坑外に運ばせ不注意の結果、堅坑に落....