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「公地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

公地の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文学以前」より 著者:豊島与志雄
そこには或る地理的境界というものが考えられる。これは所有権の問題とは全く別物で、公地公道に於てのことである。人の道徳には一種の精神的地理がある。教護院の所謂不良....
融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
大改革がありまして、これまで貴族等の有した私地私民を国家に収め、ことごとくこれを公地公民と致しました。すなわち従来半自由民であった部曲の民は、みな一様にオオミタ....
濫僧考」より 著者:喜田貞吉
て濫悪の僧、邪濫の輩と呼んでいる。清行自身はとにかくとして、荘園の名の下に天下の公地を押領し、民衆を苦しめてひとり栄華に耽った当時の貴紳富豪の輩の目から見たなら....