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「公室〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

公室の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
、小鹿島を斜めに見つつ大孤山沖にかかりぬ。 午前十一時武男は要ありて行きし士官公室を出でてまさに艙口にかからんとする時、上甲板に声ありて、 「見えたッ!」 ....
地軸作戦」より 著者:海野十三
中ではペチカがしきりに燃えていて、どの室も、頭の痛くなるほど饐えくさかった。宰相公室においては、例のネルスキー特使が、いかにも宰相らしく装って、大きな椅子に腰を....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
僕たちは、その日|晩餐の一時間前に、これまで一度も足を踏み入れたことのない艇長公室へ入っていった。そこはロケットの最前部から一つ手前の部屋で、やはり正六面体を....
火薬船」より 著者:海野十三
勝手に。その前に、船長がちょっと隊長さんにお目にかかりたいと申して、このむこうの公室でまっています」 「なに、向うの室へ、船長がこいというのか。なかなか無礼なこ....