公行[語句情報] »
公行
「公行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
公行の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
とても――こればっかりはお許し下さい。(手を合わせる)おい速不台《スブタイ》、貴
公行け。 速不台《スブタイ》 獅子の檻へならはいって行くが、殿の御不興《ごふきょ....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
「ペロレー」の非行を矯《た》め得たるも、同時に日本政府は今尚ほ斯《かか》る非行を
公行する未開国たる事実を正式に世界に暴露したるの結果を来せり。而して現在には条約....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
『津軽一統志』、『津軽軍記』、『津陽開記』、『御系図三通』、『歴年|亀鑑』、『孝
公行実』、『常福寺|由緒書』、『津梁院過去帳抄』、『伝聞雑録』、『東藩名数』、『....
「狐」より 著者:岡本かの子
こなら、芋田楽なり雀焼なり、何ぞ肴が見付かろう。 ――そういう風流気はないが、貴
公行きたければ同伴しよう。 ――戸締りはせんのか。 ――盗人が入っても盗らるるも....
「「特殊部落研究号」発行の辞」より 著者:喜田貞吉
同じゅうし、もしくは時にその下位に列せし特殊民の多くが、つとに解放せられて社会に
公行闊歩するもの少からざる今日に於いて、ひとり彼らのみがこれに均霑する能わず、永....