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六方石
「六方石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
六方石の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「静岡地震被害見学記」より 著者:寺田寅彦
である。この石は何だろうと云っていたら、居合わせた土地のおじさんが「これは伊豆の
六方石ですよ」と教えてくれた。なるほど玄武岩の天然の六方柱をつかったものである。....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
上の雪を掻いて、下の氷柱は毒だし、板に附着いたのは汚し、中の八分めぐらいな雪の、
六方石のように氷っているのを掻いて取って、病人に含ませるんだが、部屋の中はさすが....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
外郭まで規則正しい形になっている方の結晶の代表的なものである。しかしそれではあの
六方石(水晶)をいろいろの形に磨いて、円い玉とか四角な置物とかいろいろに細工をし....