六条河原[語句情報] »
六条河原
「六条河原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
六条河原の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
縄付きの姿で、城外から勝家に対面させられている。権六は佐和山に、盛政(年三十)は
六条河原に、各々斬られた。信孝(年二十六)も木曾川畔に自決して居る。清洲会議の外....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
竟、正成のいる陣所か。御辺もこっちへ懸れ。ひっくるんで正成を討ち、一族もろとも、
六条河原に首を並べてくれようぞ」 「おうっ、こころえた」 螺手に貝を吹かせ、い....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
つを申しあげますが」 「じつをとは」 「酢屋に押入った先夜の首魁四名の者は、はや
六条河原で首斬ってしまいました。いかに吟味しても、一言も吐きませぬゆえ、河原へ曳....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
どとなくその釈放を、足利方へかけあったが、足利方では頑として解いて帰さず、しかも
六条河原でみな首斬ッてしまったのだった。そのうえ、いかに見せしめとはいえ、「――....
「特殊部落の人口増殖」より 著者:喜田貞吉
六条村の沿革を述べてみたい。 六条村はもと今の五条橋下中島の地、すなわち古えの
六条河原の地にあった。(今の五条通りは古えの六条坊門で、松原通りが五条通りであっ....