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六祖
「六祖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
六祖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
》とすとある。樹下石上とは難行苦行のためではない。全くのぼせを下《さ》げるために
六祖《ろくそ》が米を舂《つ》きながら考え出した秘法である。試みに石の上に坐ってご....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
りの禅の教理は南方禅(南方シナに勢力があったことからそういわれる)の開山シナの第
六祖|慧能(六三七―七一三)が始めて説いたに違いない。慧能の後、ほどなく馬祖大師....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
財布からお賽銭《さいせん》を取り出して投げる真似をする、聴衆笑う)……さて、昔、
六祖|慧能大師《えのうだいし》というお方は始終|石臼《いしうす》を背負ってお歩き....
「世界の裏」より 著者:国枝史郎
青※のことや、それらの現世的勢力秘密結社の祖先たる、三合会や哥老会や、白蓮会や、
六祖の故事や銅銭会の茶碗陣などを、順を追って調べなければなるまい。 どっちみち....