六絃琴[語句情報] » 六絃琴

「六絃琴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

六絃琴の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
熱情を籠めた手のひらで彼のむらさき色の大きな手を撫でていた。 やがて鼓や笛や、六絃琴や、竪琴で音楽が始まると、マリーとマルタの家はまるで蜂や、蟋蟀や、小鳥の鳴....
小公女」より 著者:菊池寛
旅路におわせど、そなた達を饗宴に招ぜよと、妾に御諚下されしぞ。何じゃ、楽士共か。六絃琴、また低音喇叭を奏でてたもれ。」そういってから、セエラは二人にいってきかせ....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
雉猫《きじねこ》を押し込むという乱暴|狼籍《ろうぜき》。別の一隊はと見てあれば、六絃琴《ギタアル》を踏み台にして煖炉の棚に這いあがるもあり、掛時計と一緒に墜落す....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
大勢ソラの花の下でダンスをしているところ、真中は五重の塔の中で、若い男の支那人が六絃琴《ギタアル》を弾いて、綺麗な令嬢《ドモアゼル》が歌を唄っているところ、左の....