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共著
「共著〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
共著の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
太平洋船中での私の感懐であります。
帰って丁度一年目の大正十年三月、私共は夫妻
共著の「日本から日本へ」を出しました。
中一年置いて、今大正十二年四月に私は「....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
いて述べておこう―― 私はすでに岡邦雄氏と一緒に、『道徳論』という本を書いた。
共著というよりも二人の論文を合わせたものである。私の書いたのは道徳の観念が何かと....
「征服の事実」より 著者:大杉栄
征服に始まったのである。 カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスとは、その
共著『共産党宣言』の初めに言っている。「由来一切社会の歴史は階級闘争の歴史である....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
根本問題」からは多くの示唆を得た。幸田露伴氏の七部集諸抄や、阿部小宮その他諸学者
共著の芭蕉俳諧研究のシリーズも有益であった。 外国人のものでは下記のものを参照....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
哲学論争の総決算と反宗教宣伝』や、論争の成果に基いて書かれたウォルフソン、ガツク
共著『史的唯物論の概要』、メドヴェージェフ編『史的唯物論』、ラリツェヴィチ編『史....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
、ハンブールグのヨハネ派学習院中学校長テンデリング改訂、ヘルリッヒおよびブルグイ
共著、フランス文学、一九〇四年ブルンスウィック版。)
クリストフは何もかも投げ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
。それでも彼はあわてなかった。ただ、生活の他の方法を捜さなければならないが、出版
共著の方にでもまた奔走を始めてみようかと、考えただけだった。それはたしかに愉快な....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
り、実験の読取りを記帳し、また自分でも読取りをやった。レーリーの論文にこの婦人と
共著になったものがいくつかある。 就任当時は従来やりかけていた「水のジェットに....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
まんとする人の相談や問い合せが殺到し、一々返答を認めるの煩に堪えず。すなわち夫婦
共著にて「田舎人の見たる東京の商業」を出版し、回答代りに贈呈したものであって、今....
「歴史の流れの中の図書館」より 著者:中井正一
国家機構の壮大なる運営才能であったというべきであろう。 湯川、坂田、武谷の三人
共著『真理の場に立ちて』(毎日新聞社)を読んでみると、原子爆弾の研究を軍部から昭....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ss 叢書の内にて 小冊子にて、ごく簡単に書きたるもの。 実は以上の五つの書物
共著者の手元に在るのでファラデーの伝を書くことにしたのである。 、普通行わるる発....
「フランケンシュタイン」より 著者:宍戸儀一
年に、フランス、スイス、ドイツ、オランダの諸国を六週間で旅行した話をシェリーとの
共著で出しているから、この著者もかなり早熟の天才であったのだろう。 しかし、著....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
とか新しい雪国生活の記録とかを持ち出してくれたりしたので、本書の一部は小林氏との
共著といってよい位色々助力を惜しまれなかったのである。茲《ここ》に銘記してその厚....
「あの世の入口」より 著者:知里真志保
るが、その巾と、見取図に掲げた巾とは、傾斜面だけの巾の差があるので一致しない。〈
共著者山田秀三〉....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
(1905, Dr. Kalischer により改版)ヴェーゲラーおよびリース
共著――『ベートーヴェンに関する伝記的覚え書』特にベートーヴェンの前半生について....