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「兵器廠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

兵器廠の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
器だということだ」 「城下があんなでなかったら、俺は夢見山へ分け上り、信玄経営の兵器廠を、すっかり調べて来たんだがなあ」年下の傀儡師が残念そうに云った。 「夢見....
流行暗殺節」より 著者:佐々木味津三
。 国民皆兵主義の提唱がその一つだった。 第二は、軍器製造所創設の案だった。兵器廠設置の案はとにかくとして、士族の特権だった兵事の権を、その士族の手から奪い....
原爆詩集」より 著者:峠三吉
り 夕空をつく火光の中に 下敷きのまま生きていた母や弟の町のあたりも 焼けうつり兵器廠の床の糞尿のうえに のがれ横たわった女学生らの 太鼓腹の、片眼つぶれの、半....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。だれだったか今に不明なあるひとりの男は、買収されたふたりの監督が約束の時にある兵器廠《へいきしょう》の門を人民に開いてくれることになっている、と言いふらしてい....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
りがない。鎮定軍には、防寨の人員と同数ほどの連隊があり、防寨の弾薬嚢と同数ほどの兵器廠がある。それゆえ常に一をもって百に当たるの戦いであって、もし革命が突然現わ....