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兵戈
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
亦|敦しというべし。畢竟南北相戦う、調停の事、復為す能わざるの勢に在り、今に於て
兵戈の惨を除かんとするも、五|色の石、聖手にあらざるよりは、之を錬ること難きなり....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
けばねむたい眼を摩って夜半にも起きて見た。明治十年の西郷戦争に、彼の郷里の熊本は
兵戈の中心となったので、家を挙げて田舎に避難したが、オブチと云う飼犬のみは如何し....