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「兵甲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

兵甲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
つけんことを恐る。故に、五月、濾を渡り、深く不毛に入れり。いま南方すでに定まり、兵甲すでに足る。まさに三軍を将率し、北中原を定む。庶わくは駑鈍を竭し、姦凶を攘除....
私本太平記」より 著者:吉川英治
けれどこんな御生活の許へも、一朝、吉野の軍令が来れば、宮は征夷府大将軍として馬上兵甲のあいだに伍し、即刻、庵を立たねばならなかった。――可惜だが、尊氏の下の必死....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
謀り遠く慮り、姦を探り変を伺いて、之に示すに威を以てし、之を懐くるに徳を以てし、兵甲を煩はさずして自ずから臣隷せしめよ」と仰せられております。これは「中臣祓」に....