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兵端を開く
「兵端を開く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兵端を開くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
絶せられたといい、あるものは仏国公使が調停に起ったといい、あるものは必ず先方より
兵端を開くであろうと言った。諸説は紛々として、前途のほども測りがたかった。 四....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
謁見して右の事件を言上せられた。間もなく老中からの達しでは、その藩においてこの際
兵端を開くことは宜しくない、また幕府から援軍も差立てられ難い、而してかつて出兵の....