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兵術
「兵術〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兵術の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
、智恵ぞよ。この主水之介の命など狙う身の程知らずだけあって、愚かな奴めが、わしの
兵術にかかったのさ。早くも胡散《うさん》な奴と知ったゆえ、二度目に駕籠脇へ近よろ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
、果敢に運用したのが不世出の軍略家ナポレオンであります。即ちナポレオンは当時の用
兵術を無視して、要点に兵力を集めて敵線を突破し、突破が成功すれば逃げる敵をどこま....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ず奇異の念に打たれたことであります。 申すまでもなく、わが主人の専門は、西洋の
兵術と武器とであります。その道においてはならぶもののないほどの新知識であって、同....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
知識を与えられました。 白雲思うよう、今まで、多少西洋の翻訳書も見たが、それは
兵術家は
兵術のために、医者は医者のために、語学者は語学のために著《あらわ》された....
「世界の裏」より 著者:国枝史郎
ーマとの戦闘は二十数年間行われた。その間にカルタゴには、シーザーやナポレオンが、
兵術の祖として、その
兵術を学んだ、曠古の名将にして、しかも、大政治家、加うるに、....
「三国志」より 著者:吉川英治
ろう。しかのみならず、彼は大軍、味方は寡兵、これを以て、彼を討つには火計のほかに
兵術はないと思う。……周都督、火攻めはどうじゃ、火術の計は」 「しっッ」と周瑜は....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
等。 四 両戦争の消長を観察するに、古代は国民皆兵にして決戦戦争行なわれたり。用
兵術もまた暗黒時代となれる中世を経て、ルネッサンスとともに新用
兵術生まれしが、重....