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兵車
「兵車〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兵車の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「李陵」より 著者:中島敦
、地上には一騎の胡兵《こへい》をも見ないのである。 山峡の疎林の外《はず》れに
兵車を並べて囲い、その中に帷幕《いばく》を連ねた陣営である。夜になると、気温が急....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、なんだか、この世のことでないような心地がしてならなかった。
安禄山の叛乱に、
兵車の軌のもとに楊貴妃を失った漢皇が、のち貴妃を恋うのあまり、道士に命じて、魂魄....
「三国志」より 著者:吉川英治
こう」 お気のすすまない容子ながら、帝は、行幸を約束された。何ぞ知らん、すでに
兵車の用意は先にできていたのである。帝は、曹操の我意に、人知れず、眉をふるわせら....
「三国志」より 著者:吉川英治
る身となった。 九錫の礼というのは、 一 車馬 大輅、戎輅。大輅ハ金車、戎輅ハ
兵車ノ事。黄馬八匹。 二 衣服 王者ノ服。袞冕赤※。朱ノ履タル事。 三 楽県 軒....