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兵食
「兵食〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兵食の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「だいこん」より 著者:久生十蘭
ム、トイレット・ペエパア……そんなものが詰合せになっている。 「これはアメリカの
兵食です。Cレーションといいましてね、八人分の三食が入っているんです。ちょっと温....
「三国志」より 著者:吉川英治
隴西地方の麦もようやく実ってきた頃だ。彼はきっと静かに軍を向けて、麦を刈り取り、
兵食の資に当てようと考えるにちがいない」 「隴西の青麦は莫大な量です。あれを刈れ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
けた。社家の客殿である。迎えは義貞からやったので、あすの打合せかたがた、こよいの
兵食を共にしようということだった。 「ちと、遅着を」 と、正成はまずわびた。 ....