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兵馬倥偬
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ょうか、やがては花の九重の都に至り上ることはわかっておりますが、天子の都も、今は
兵馬倥偬《へいばこうそう》の塵に汚れていると聞きました、その戦塵の中へ、かよわい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
肥後の熊本の細川の藩士で甲というのがしきりに、王城内で一つの書き物を見ている――
兵馬倥偬《へいばこうそう》の間《かん》に、ともかく墨のついたものに一心に見惚れて....