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「其々〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

其々の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
死者の書」より 著者:折口信夫
、うとうとして居た僧たちは、爽やかな朝の眼を※いて、食堂へ降りて行った。奴婢は、其々もち場持ち場の掃除を励む為に、ようべの雨に洗ったようになった、境内の沙地に出....
子を奪う」より 著者:豊島与志雄
たそうだった。彼の行いを責むるかと思えば、敏子の方が悪いのだと云ってみたり、また其々の家ではどういうことがあったとか、それも真偽の分らない話を廻りくどく述べ立て....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
内での作戦計画をたてるべきです。一定の日にフランスとドイツとで、君たちの連合軍が其々の行動をすると、きめてかかるべきです。その時々の気まぐれな行動ばかりしていて....
未亡人」より 著者:豊島与志雄
にしまってから、こんどは真剣に考えこみましたね。その金を、既に立候補してる同士の其々氏等に分配してやったものか、或は、分配は少額にしておいて、自分も立候補したも....
合図の旗」より 著者:宮本百合子
、社会主義的民主社会に歩み入っている国。 その国々で、婦人たちの社会生活条件は其々に違っている。未熟な段階から、より進んだ段階。更にそこまで進んでも猶人間社会....
朝の話」より 著者:宮本百合子
から一日の活動にとりかかろうと、その気持で食卓にも向い身じたくもととのえるとき、其々御自分として何か一日の計画をもたない方があるでしょうか。 一日の計は朝《ア....
或る画家の祝宴」より 著者:宮本百合子
も前に名をきき知っているばかりでなく、幾つかの絵を展覧会場で見ていて、自分なりに其々にうけ入れているような大家たちも席をつらねている。 司会者の何か特別な意図....
カメラの焦点」より 著者:宮本百合子
種目に、写真機及その附属品、原料というのがある。フィルム、原像液、引延機、みんな其々に税がかかるのであろう。写真機の大衆化は、その生産過程の特殊性から或る方面の....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ます。そしたら国男もしっかり勉強するのだそうです。 私の弟妹たちは一風も二風も其々《それぞれ》に変って居ります。実に変っている。 太郎は今安積で、日にやけ、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ころが生じている。それにしてもこのバックやスメドレイや、アンナ・ストロングなどは其々《それぞれ》に合衆国の生んだ現代の婦人の一タイプです。マドリードの「パッショ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
さん、本間さんのところのひさ子ちゃん、病院の先生二人。等。大したものではなくても其々に考慮中です。 いよいよ九日づけのお手紙について。これは妙ね、どうして、小....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
き出された面が果して文学史でしょうか。文学史の材料というものも考えます。文学史は其々の時代の作品に即して行かないと、どういう方へ漂流するものであるかということを....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
浮き立って来ている最中です。大変面白いのよ。その女のひとたちはみんな現代の生活を其々に反映しているタイプです。春代というまだまるで無邪気な女の子もいます。この娘....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
理解力も小さい頭が又そのあとに坐るのでしょう。見ていると、人間の生活というものは其々の場所で、すこしおやと思うものは、きっと何かそれだけの変化を示すから妙です。....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
業いたします、お祝いになる本さえなくて大弱りです、勝の初めての端午よ、子供たちも其々存在をとなえておもしろいしおばちゃん大抵でなし、では又。 川越の先の部屋―....