其の許[語句情報] » 其の許

「其の許〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

其の許の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
ら見ますと田舎家のようで、中は木口を選んで、なか/\好事に出来て居ります」 數「其の許は斯ういう事も中々|委しい、私はとんと知らんが、石灯籠は余りなく、木の灯籠....
敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ければ然う驚く訳はない、誠にきん貴様は迷惑だ…のう山平殿、役こそ卑いが威儀正しき其の許が、中々常の心掛けと申し、品行も宜しく、柔和温順な人で、他人の女房と不義な....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
まして、私がお詫を致します、当家も迷惑致す事ですから何分とも御了簡を」 武「いや其の許は隣の座敷にお居でのか、そして此の者の連衆か」 山「いえ連ではございません....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
花魁に聞かし度いねえ、若旦那の飯の喰ッ振が気に入っちまった、鰈のお肴か何かの時は其の許嫁のお嬢さんが綺麗に骨を取って肉をむしって、若旦那私がむしって上げますと云....