其処な[語句情報] » 其処な

「其処な〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

其処なの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
手が半兵衛だから自重している。御互に青眼、所謂相青眼の構え。 「どうした事じゃ、其処な御仁《おひと》に申すが敵討か、喧嘩か」 という声が突当りの崖上からした。....
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
を立廻してくれ」 婆「畏りました、破けて居りますが、彼でも借りてめえりましょう、其処な家では自慢でごぜえます、村へ入る画工が描いたんで、立派というわけには参りま....
二少女」より 著者:国木田独歩
ことにして、丁度|一昨々日か先方へ行きましたの。」 「まあ何処へなの?」 「じき其処なの、日蔭町の古着屋なの。」 「おさんどんですか。」 「ハア。」 「まあ可哀....