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其方様
「其方様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
其方様の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪たたき」より 著者:幸田露伴
客は復び涙の眼になった。 「余りと申せば御情無い。其品を御持になったればとて
其方様には何の利得のあるでも無く、此方には人の生命にもかかわるものを……。相済み....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
婦にさせんと存じて約束致し候其の帰り途なり斯なるは不孝の罪|持合せたる金五百両は
其方様に差し上げ候間是にて妹お久を身請して女房となし松山の家を立てさせくれと今際....