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具相
「具相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
具相の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、高嶺にのぼる道をいろいろに踏み迷ったり、ほかの道から行ってみたり、いずれも皆、
具相円満の自分を仕上げようとする手段のひとつにすることだよ」
「…………」
理....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
方の姉の顔がどうして分る? また、大日様のお顔は大日様のお顔で、こんな慈悲円満な
具相をもった人がこの世にあろうはずはない。これは独り運慶のような名匠の精進が、た....
「民族の感歎」より 著者:折口信夫
深くなるような種類――そういうものが、更にもっと底にあることを感じた。そして将来
具相せられようとするものが、既に示されているらしいことをほのかに感じた。それが又....