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「具足戒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

具足戒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
と見え、『四分律』三に人の秘相を問いまた罵るを制しあり。『十誦律』四七、比丘尼に具足戒を授くるに先だち、あらゆる事どもを問うて真実に答えしむ。〈我今汝に問う、汝....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
三十歳を超え、日本に十年以上の年月を送っている。その間に東大寺の戒壇で大和尚から具足戒をうけて一人前の僧侶となり、下野の薬師寺に戒壇が設けらるるや戒師として赴任....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
上俗人の上からいえば当然の事で少しも不思議はないのです。 けれども法王といえば具足戒を備えた比丘である。この戒法の上からいうと事の善悪いかんに拘わらず人を殺せ....