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典故
「典故〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
典故の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「煙管」より 著者:芥川竜之介
があらゆる大名に対して持っている、威嚇《いかく》の意も籠《こも》っている。煩雑な
典故《てんこ》を尚《とうと》んだ、殿中では、天下の侯伯も、お坊主の指導に従わなけ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
る約束は更になし。されば天子以外のものは皆百姓なり。 日本に於ても、古代はこれと
典故を同じうしたれば、歴代の天皇、皆直接に人民を呼ぶに『百姓』の語を以てし給ふ。....