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兼題
「兼題〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兼題の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
るには、宿に下る度ごとに講釈を聴くとか、手本を貰って習って清書を見せに往くとか、
兼題の歌を詠んで直してもらうとかいう稽古の為方であっただろう。 師匠の中で最も....
「微笑」より 著者:横光利一
前に坐らせられた正客の栖方の頭の上に、学位論文通過祝賀俳句会と書かれて、その日の
兼題も並び、二十人ばかりの一座は声もなく句作の最中であった。梶と高田は曲縁の一端....