内典[語句情報] »
内典
「内典〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内典の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻」より 著者:芥川竜之介
らめたのは、全くこの不快に動かされての所為《しょい》である。
最後に、内供は、
内典外典《ないてんげてん》の中に、自分と同じような鼻のある人物を見出して、せめて....
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
えば直に世人がどういうものだと解することが出来るほど一般に知られていたのである。
内典外典というが如く、げほうは外法で、外道というが如く仏法でない法の義であろうか....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
に身を横たえて、医師の加療に身をまかせねばならなかった。
だが、その医者も、城
内典薬たちの診断と違わなかった。
「お気まかせに、のびのびと御保養が何より――お....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
や》っておるなら、われら降参して年貢を払わにゃならぬ」と言った。これ誠に名言で、
内典にも大施太子、如意宝珠を竜宮に得、海を渡って少眠《まどろ》む内、諸竜にその珠....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
稲を刈る故に手刈村というと。ノルトンの豕と等しく早く既に解説が一定せなんだのだ。
内典を閲するに、仏や諸大弟子滅後久しからぬにこんな故事附けが持ち上ったと見え、迦....
「死者の書」より 著者:折口信夫
れ出ていた。 其からと言うものは、来る日もくる日も、此元興寺の縁起文を手写した。
内典・外典其上に又、大日本びとなる父の書いた文。指から腕、腕から胸、胸から又心へ....