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内堀
「内堀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内堀の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
廻してあった。されば南門からして入っても、先ず一の橋を渡らなければならない。この
内堀は東西南北の四面に在ったらしいが、東南の角だけは、後に埋め立てられて築山にな....
「鯉」より 著者:岡本綺堂
すなわち安政元年の五月一日、この日は朝から小雨が降っている。その夕がたに文字友は
内堀端の家を出て広小路の武蔵屋へたずねて行くと、その途中から町人風の二人づれが番....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
蔵もためらった。 沢庵は、手招きして、 「はやく来ぬか」 多門を通ってゆく。
内堀の二の門へかかる。 まだ泰平に落着き切れない大名の城地であった。藩士たちも....