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「内宴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

内宴の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
称さるる人々も、皆文時に請いて其文章詞賦の斧正を受けたということである。ある時御内宴が催されて、詞臣等をして、|宮鶯囀いう題を以て詩を賦せしめられた。天皇も文雅....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
文才の秀でた実隆が、侍従として朝夕奉仕し、たんに表立った儀式に臨んだのみならず、内宴その他の宮中燕安の席にも陪し、その光景を日記に書きしるしておいたのが、これま....
源氏物語」より 著者:紫式部
ことは源氏として、今日考えるべきことでなかったのである。 春になった。御所では内宴とか、踏歌《とうか》とか続いてはなやかなことばかりが行なわれていたが中宮は人....
源氏物語」より 著者:紫式部
り、不可能にさえなったために、中の君を京へ迎えようと決心をあそばした。 御所の内宴などがあって騒がしいころを過ごしてから薫は、心一つに納めかねるような愁いも、....
源氏物語」より 著者:紫式部
。 それ以来|兵部卿の宮は宇治の女のことばかりがお思われになった。宮中の賭弓、内宴などが終わるとおひまになって、一月の除目などという普通人の夢中になって奔走し....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
し酒を飲み得々《とくとく》談笑するときは勿論、時としては親戚・朋友・男女団欒たる内宴の席においても、一座少しく興に入るとき、盃盤《はいばん》を狼藉《ろうぜき》な....