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内枠
「内枠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内枠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「競馬」より 著者:織田作之助
ゃく》めいた快感があった。ところが、その日は不思議に1の番号の馬が大穴になった。
内枠《うちわく》だから有利だとしたり気にいってみても追っつかぬ位で、さすがの人々....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
の作った虹の濛気が、窓から入り込んでゆくのを、眺めていた。ところが、あの樹皮亭の
内枠には、様々な詩文が刻み込まれていて、その中にフィッツナーの|その時霧は輝きて....
「ダルマ船日記」より 著者:山之口貘
まくりあげて船端にしゃがんで見せた。そうして、片方の手をさしのべて鉤のように舷の
内枠にかけ、片方の手は股の間に入れるのだった。その手はなんだと訊くと、船に小便を....