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「内用〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

内用の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明暗」より 著者:夏目漱石
くっていいの」 彼女は傍《そば》にいる看護婦の方を向いて訊《き》いた。 「別に内用のお薬は召し上らないでも差支《さしつか》えないのでございます。お食事の方はた....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
て、大声に「甲子蔵」と呼んだ。「はっ」といって松本は轎扉に近づいた。戸沢は「ちと内用があるから遠慮いたせ」といって、供のものを遠け、松本に草鞋を脱がせて、強いて....
ゴルフ随行記」より 著者:寺田寅彦
の外に庭球野球|蹴球籠球排球などがあり、今は流行らぬクリケット、クロケーから、室内用にはピンポン、ビリアードそれから例のコリントゲームまである。日本の昔でも手鞠....
反抗」より 著者:豊島与志雄
て五回、〇・〇〇二に当る分量を服用した。反応微弱。 十一月九日――皮下注射と内用との身体に及ぼす影響の差が、よく分らない。今日少し調べてみたけれど、やはり分....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
の分を参照。 もっぱら農業に専念する国においても、その粗生原料の若干は常に国内用のために加工されるであろう。また最も商業的な国家でも、絶対に都市の城壁の中に....
志士と経済」より 著者:服部之総
議してことを運び、一方長州藩は京都藩邸留守居|宍戸《ししど》九郎兵衛を物産取組|内用掛《ごないようががり》に任じ、大阪に販売所を設け長州から蝋、半紙、塩、干魚、....