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内訴
「内訴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内訴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
所に、いずれも禄《ろく》持ち藩士とおぼしき人体の者ども、無残なる横死を遂げおる由
内訴これありそうろう条、そうそうにお手配しかるべく。右取り急ぎ伝達いたしそうろう....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
いそうもない上きげんです。 「うれしいね。扱いが違うんだ、お扱いがね。こそこそと
内訴訟してやっとのことお許しが出るげじげじと、お奉行さまおめがねで出馬せいとお声....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
月の末だ。 明細にいえば、四月二十九日のこと。 鎌倉幕府の内へ、密書をもって
内訴してきた不思議な公卿の使いがあった。使いは「――吉田ノ大納言定房卿から」と告....