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内輪揉め
「内輪揉め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内輪揉めの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
ることなどもその一つであった。おとらと青柳との秘密を、養父に言告《いいつ》けて、
内輪揉めをさせるというのもその一つであったが、総てを引括《ひっくる》めて、養家に....
「雛妓」より 著者:岡本かの子
次々に想い出されて来た。食品を運んで来る女中は、わたくしたち中年前後の夫妻が何か
内輪揉めで愁歎場を演じてるとでも思ったのか、なるべくわたくしに眼をつけないように....
「茶漬三略」より 著者:吉川英治
ちてゆく武者たちは、口々に、憤怒の声を放っていた。 かねてから饐えていた国主の
内輪揉めが、遂に、大乱となって、稲葉山の斎藤義龍は、父と名のつく鷺山城の山城守道....