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内障眼
「内障眼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内障眼の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
て居ります」 秋「それがナ貴君《あなた》のお眼は外障眼《がいしょうがん》と違い
内障眼《ないしょうがん》と云って治《じ》し難《がた》い症ですから真珠《しんじゅ》....
「日は輝けり」より 著者:宮本百合子
。文部省の属吏を罷《や》められてから、村長を勤めたことがあるというだけの履歴は、
内障眼《そこひ》で社会的の仕事から退かなければならなくなってからの、彼等一家の生....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
で心の革命が起こったし、またそのおかげで父を知り父を愛したのであった。「彼は私の
内障眼《そこひ》をなおしてくれた」とマリユスは言っていた。
確かにその会堂理事....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
んきょう》につきまとってきた。今後彼は別の人間とならなければならなかった。突然|
内障眼《そこひ》の手術を受けた本心の異様な苦痛に悩んだ。見るのを厭《いと》ってい....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
るのは恐ろしい病の基である。インドでは宗教上の迷信から太陽を強いて直視するために
内障眼を起す者が沢山ある。またロシアのある地方で牧牛が白皚々たる雪の強い光のため....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
いたし、眼病になり、だん/″\嵩じて、末には霞んで見えないどころではなくバッタリ
内障眼のようになりまして、手紙一本書く事も出来ませんから、刀の詮議も仇敵の探索も....