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内高
「内高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内高の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梓川の上流」より 著者:小島烏水
、森林がある、樅《もみ》、栂《つが》、白檜《しらべ》など、徳本峠からかけて、神河
内高原を包み、槍ヶ岳の横尾谷、赤沢に至るまでみんな処女の森を作っている、最も幾抱....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
てことごとく蘇生せしむ。 羅摩王、宮に還って馬牲をやり直さんとし、隣国諸王と国
内高徳の諸梵士を招待す。梵士らこの大礼を無事に遂げんには必ず私陀を喚《よ》べと勧....
「犬」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
なると、木立の間から顔を出して、友情を持った目で座敷の方を見るようになった。その
内高等女学校に入学して居るレリヤという娘、これは初めて犬に出会った娘であったが、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
城の豪勢なのに見とれた時から始まるのだ。
なるほど、奥州仙台陸奥守六十二万石(
内高百八十万石)のお城は豪勢なものだ。豪勢なものではあるが、おれだって、これで、....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
ていたようだ、しかしそうして兎も角もあの甲源一刀流の巻の全部だけは右の如く三百部
内高は二百五六十程度を刷り上げてそれを自分も折ったり近所の人も頼んだりして折らせ....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
」と、それから彼は、お高のほうへ向き直って、
「きょうはな、麻布十番の馬場やしき
内高音というお女《ひと》から、呉服代二百五十両をお取り立てくださるように、こちら....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
であります。それを一々調査しまして写真に撮っております。 まず最古のものは、河
内高貴寺、大阪四天王寺、近江玉泉寺、京都百万遍知恩寺にある。大和法隆寺(御物)大....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
凡君にはちがいなかった」 「た、太守ッ」 「誰だっ。わめいたやつは」 「摂津ノ宮
内高親でございまする。ただいま、てまえのそばで、明石ノ入道|忍阿が、太守の死出の....