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円環
「円環〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
円環の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「絶対矛盾的自己同一」より 著者:西田幾多郎
からということであり、過去から未来へというのが、単に直線的進行ということでなく、
円環的であるということである。生産様式が一種の内容を有つということである、過去と....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
法的世界なのである。即ちそこでは有即無、無即有、空間的即時間的、時間的即空間的、
円環即直線、直線即
円環なのだが、この「即」なるものは他でもない無によって媒介され....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
。死灰から更生した壺の胴まわりには怪獣と夢想の花のアラベスクが浮きだされている。
円環はつながってはてしもない。凝視すればするほどその壺は廻転の速度をすすめる。 ....