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再勤
「再勤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
再勤の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
小姓を申付けられて、今度は前藩主勝成公の側付となった。つまらぬ事だが、私は小姓の
再勤であるにもかかわらず、今度は総ての人の末席となった。それは父たる君公の側付の....
「源氏物語」より 著者:紫式部
けて、女王の家を去った人々、それは上から下まで幾人もある旧召使が、われもわれもと
再勤を願って来た。善良さは稀《まれ》に見るほどの女性である末摘花のもとに使われて....
「鰻に呪われた男」より 著者:岡本綺堂
尉である関係上、今度の戦争に出征することになったのですから、帰京の後は元の会社へ
再勤することは勿論で、現に先月から出勤しているというのです。 わたくしの家には....
「一世お鯉」より 著者:長谷川時雨
ものは疎《うと》し――別離は涙か、嘲罵《あざけり》か、お鯉は昔日《むかし》よりも
再勤の後《のち》の方が名が高くなった。羽左衛門《たちばなや》のお鯉さん、桂《かつ....