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再校
「再校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
再校の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
いた小説、あれはもうじきうちから単行本になるんでしょう?」 と伸子にきいた。 「
再校が終ったから、じきでしょう」 またしばらく沈黙がつづいた。よっぽどたって、....
「あとがき(『宮本百合子選集』第十五巻)」より 著者:宮本百合子
りかの例証がある。 一九四九年八月一日 追記 この集の編輯が終り、
再校が出てしまってから、ふとわたしの気にかかることができた。それはこの集に収めら....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
休み。明日その翌日とやって、五日には又午後ゆけますでしょう。
『明日への精神』は
再校が出て居ります。二十日頃には出来るのでしょう。金星堂のものろりのろりと。
『....
「思索者の日記」より 著者:三木清
」がない。 昨夜おそくまで起きて済ませたパンフレットの校正を持って、夕方までに
再校を出してもらうつもりで急いで日本橋まで行ったが、今日は印刷所では仕事をしない....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
く累層なので、そのたび良心はつくしているつもりでも、こう単行本となる前のゲラ刷を
再校訂しながら、自分を離れて自分の仕事を客観してみると、やはり悔いがのこらないわ....