» 冠を曲げ

「冠を曲げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

冠を曲げの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
に墓銘を書かせろと遺言状に書いて置いてもイイ、」と真顔になっていった。 一度|冠を曲げたら容易に直す人でないのを知ってるからその咄はそれ切り打切とした。が、万....
「城のある町にて」より 著者:梶井基次郎
らずに「朝鮮閣」と言っている。信子がそれに気がついて笑い出した。笑われると勝子は冠を曲げてしまった。 「勝子」今度は義兄の番だ。 「ちがいますともわらびます」 ....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
述べたまま久しくお蔵になっていたのだからな。その連詞が問題となり鼻高の幸四郎がお冠を曲げえらい騒ぎになりかけたものだ。なるほど、それを持ち出して上覧に入れようと....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
いる。「それよりも貴公色男にはなりたくないな。先刻までお藤が待ちあぐんで、だいぶ冠を曲げて帰ったぞ、たまには宵の口に戻って、その傷面を見せてやれ、いい功徳《くど....
「雨の小やみ」より 著者:宮本百合子
読むと、谷崎潤一郎がつむじを曲げているのは、芸術院そのものの性質が気にそまなくて冠を曲げているのではなく、電報一つで交渉されたのでは受けかねる。受けられるように....
「火のついた踵」より 著者:宮本百合子
(意味を解しかねて谷の顔を見る) 谷 僕が、あなたに勝手な熱を吹くと思って、お冠を曲げたのですよ。然し……あの男の思うほど、僕は「不良」じゃあありませんよ。こ....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
の出来ないものは一毫も相容れない性分であったので、八代大将の松葉喰いの話で少々お冠を曲げて御座るところへ、湊屋一流の無学文盲論が舞込んで来たのでまさか議論の相手....