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冠冕
「冠冕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
冠冕の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
》べるのではないという事を明らかにするために、自分は、夫の学識は、世俗の尊重する
冠冕《かんべん》爵位にも優って、なお偉大な物であると信じているという意見を仄《ほ....
「平塚・山川・山田三女史に答う」より 著者:与謝野晶子
とは真に想いがけない光栄であると感じます。 平塚さんが日本における女流思想家の
冠冕であることは、女史の言説や行動に服すると否とにかかわらず、社会が遍くこれを認....
「正宗谷崎両氏の批評に答う」より 著者:永井荷風
すれば露伴先生の文はけだし江戸趣味の極めて深遠なるもので、また古今を通じて随筆の
冠冕《かんべん》となすべきものである。『世に忘れられたる草木』『雲のいろいろ』以....