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冥利が悪い
「冥利が悪い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
冥利が悪いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
っては困りますね、年の往かない中は下らないもので、女郎子供とは宜く云ったもので、
冥利が悪いことで、その冥利で今は斯うやって斯う云う処へ来て、貧乏の世帯にわく/\....
「化銀杏」より 著者:泉鏡花
見棄てるか、吾を殺すか、うむ、どちらにするな。何でも負債を返さないでは、あんまり
冥利が悪いでないか。いや、ないかどころでない! そうしなけりゃ許さんのだ。うむ、....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
多「へえ、圓次の墓参りに参りやした」 かめ「そうか、墓参りでもしてやらなければ
冥利が悪いから、度々してやんなよ、圓次も浮ばれやしないのサ」 多「誠に気の毒な事....