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「冷え入る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

冷え入るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
こうした弱り目に暴虐をするものであるから、御息所の呼吸はにわかにとまって、身体は冷え入るばかりになった。律師もあわてて願などを立て、祈祷に大声を放っているのであ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
を、お藤は、所作《しょさ》そのままの手でぴたりとおさえておいて、凄味《すごみ》に冷え入る剣幕《けんまく》をおさよへあびせた。 「いいじゃないの、ここは! お艶さ....