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冷艶
「冷艶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
冷艶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梓川の上流」より 著者:小島烏水
ほくそえみて木の下に戻れば、姫はあらで鏡のみ懸かれる、男ふと見れば、鏡のおもてに
冷艶雪の顔《かんばせ》して、恨の眼《まなこ》星の如く、はったと睨むに、男|頓《と....
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
る。清治はすぐに太刀に手をかけたが、その手はしびれて働かなかった。 玉藻はその
冷艶なおもてに物凄い笑みを洩らした。怪しい光りは再び消えて、暗いなかで男の唸る声....