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「准胝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

准胝の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
灯明之巻」より 著者:泉鏡花
笑みつつ、爺を、銑吉を、見そなわす。 「南無普門品第二十五。」 「失礼だけれど、准胝観音でいらっしゃるね。」 「はあい、そうでがすべ。和尚どのが、覚えにくい名を....
神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
はない、住職の和尚は、斎稼ぎに出て留守だった――その寺へ伴われ、庫裡から、ここに准胝観世音の御堂に詣でた。 いま、その御廚子の前に、わずかに二三畳の破畳の上に....