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凌霄花
「凌霄花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凌霄花の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
い靄《もや》の上から、静かに荒廃した町を見おろしている――と、その中で、かすかに
凌霄花《のうぜんかずら》のにおいがした。門の左右を埋《うず》める藪《やぶ》のとこ....
「河明り」より 著者:岡本かの子
ンプの灯の光を投げている。 その光は巻き上げた支那簾と共に、柱や簾に絡んでいる
凌霄花にやや強く当る。欄干の下に花壇もあるらしい。百合と山査子の匂いとだけ判って....