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凜乎
「凜乎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凜乎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「花吹雪」より 著者:太宰治
であろうと思う。あのひとなどは、さすがに武術のたしなみがあったので、その文章にも
凜乎たる気韻がありましたね。あの人は五十ちかくなって軍医総監という重職にあった頃....
「将来の日本」より 著者:田口卯吉
文辞活動。比喩艶絶。これを一読するに、温乎として春風のごとく、これを再読するに、
凜乎として秋霜のごとし。ここにおいて、余初めて君また文壇の人たるを知る。 今こ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
が見えて居るけれども当人はかえって平気です。いな、そういう風にしていかにも勇気|
凜乎たる有様を人に示すのであるという。
しかしなるべく僧官に見付からないように....