凝り屋[語句情報] » 凝り屋

「凝り屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

凝り屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
キチガイ地獄」より 著者:夢野久作
とによるとそれは、太古以来生き残っている原人の棲家かも知れない……なぞと云い出す凝り屋も居る。そうかと思うと……ナアニそれは薬草採りが見当違いをしたんだ。大方北....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
がたがられて、身にあまる人気を博するに至った。 この男がまた虎之介に輪をかけて凝り屋のところへ、特に探偵のことには凝りに凝っている。古田巡査の靴の音をチャンと....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
土に限るのそうろうの、浅蜊の煮汁をやればいいのとさんざんに凝りぬく。 庄兵衛は凝り屋の総大将で、月番があけると、朝から晩まで万年青の葉を洗って日をくらす。なか....