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凶日
「凶日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凶日の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浴槽の花嫁」より 著者:牧逸馬
と言い残して帰った。が、明けて十三日――ベシイ・マンディにとってはたしかに十三の
凶日だった――フレンチ医師は「周章狼狽《しゅうしょうろうばい》」して飛び込んで来....
「ロウモン街の自殺ホテル」より 著者:牧逸馬
皆この方法でやったのだが、何故排他的に金曜日の夜だけを選んだのか、多分、金曜日は
凶日という西欧人の迷信と結びつけて、飽くまで、「自殺室」の怪談に凄味を附けようと....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
を繰って吉凶を卜することがあります。たとえば、何月何日は吉日に当たり、何月何日は
凶日に当たるといい、願成就日、不成就日等のことを示したるごとき、あるいはその生ま....
「迷信解」より 著者:井上円了
を得たりしことは『小学修身書』に出ておるが、これと同じく、唐の太宗は出陣のときに
凶日をおかして勝利を得たる話がある。すなわち、太宗出陣のときにある人いさめて、「....